【アメリカ限定】レンタカー会社の翻訳サービスを使えば国際免許証が不要です(ただしジョージア州を除く)

海外でレンタカーを運転しようとすると、必要なのが国際免許証です。

国際免許証自体は運転免許センターに行けば発行してもらえますが(手数料2,400円)、実はアメリカでは国際免許証が無くてもレンタカーを運転することができます。

今回は国際免許証の代わりに「運転免許証翻訳サービス」を使う方法について紹介します。

アメリカでの外国人運転者の取扱について

日本とアメリカは「ジュネーブ条約」に加盟しているので、運転免許がお互いの国で有効です。

つまり日本の運転免許証でアメリカで運転することが可能ですし、アメリカの運転免許証で日本で運転することが可能なんです。

一昔前までは、アメリカでレンタカーを借りる際は国際免許証が必須でしたが、最近では国際免許証が無くてもレンタカーを貸してくれるところが増えてきました。

厳密に言うと、州によって対応が違います。

グアム、サイパン、ハワイ州 日本の免許証のみでOK
ジョージア州 日本の免許証+国際免許証が必要
上記以外の州 日本の免許証のみでOK(※)

グアムやハワイは日本人観光客が多いということもあって、レンタカーの貸出には日本の運転免許証だけでOKです。国際免許証はいりません。

次にアメリカ本土。

アメリカ本土はジョージア州のみが日本の運転免許証+国際免許証が必要で、それ以外の州は日本の運転免許証があればOKです(※)。

しかし、例えばカリフォルニア州などはDMV(運転免許センターと陸運局が一緒になったようなところ)のホームページに「外国人がカリフォルニアで運転する場合は、自国の当局が発行した運転免許証があれば国際免許証は不要です」って書いてあるんですが、レンタカーオフィスによっては日本の免許証が読めないので、翻訳文書か国際免許証(IDP)の提示を求められたりします。

つまり法律上では自国の発行する免許証があれば運転できることになっていますが、レンタカーの貸出しや警官による取締りなどの実務上では翻訳文書が必要になるのが実情です。

運転免許翻訳サービスとは

ジュネーブ条約上は自国の運転免許証があれば運転できることになっていますが、その取扱には言語的な壁がありますので、アメリカ系のレンタカー会社では運転免許証の翻訳サービスを提供しています。

アメリカについては、レンタカー会社が提供する翻訳文書と日本の運転免許証があれば、わざわざ国際免許証を取得する必要はありません。(ただしジョージア州は除く)

レンタカー会社による翻訳サービス提供

レンタカー会社によって有料/無料のところがあるので、下にまとめてみました。(2017/8月現在)

レンタカー会社 発行手数料 有効期間
Hertz(ハーツ) 無料 90日
AVIS(エイビス) 1,500円 90日
Doller(ダラー) 無料 90日
Budget(バジェット) 2,000円 90日

ハーツとダラーが無料で作成、エイビスとバジェットが有料で対応しています。

有料とは言っても、日本で国際免許を作るには2,400円(東京都の場合)かかりますから、それに比べるとリーズナブルですね。

当然ですが、この運転免許証翻訳サービスはレンタカーを予約した人に対するサービスなので、利用するときは予約番号が必要です。

翻訳文書の有効期間は90日

この「運転免許翻訳サービス」で作成された翻訳文書の有効期限は各社とも90日になっています。

これは、一般的な旅行者がアメリカに入国する際のビザが「ビザ免除プログラム」(Visa Weaver Program:VWP)で、このビザの有効期限が最大90日だからだと思われます。(あのESTAで申請するビザです)

それ以上滞在する場合は入国目的に合致したビザが必要ですし、その場合は現地で免許を取得しなければならないので、翻訳文書の有効期限は90日になっているのでしょう。

ジョージア州に行く人、または通過する人は国際免許証を取得しよう

レンタカー会社の「運転免許証翻訳サービス」はジョージア州では使えない旨が記載されています。

ジョージア州のDepertment of Driver Servicesというサイトに”Drivers From Other Nations”(外国からの運転者)という記述があったので引用します。

Georgia recognizes unexpired driver’s licenses issued to and held by residents of other countries as long as the foreign license is unexpired. Generally, you may drive in Georgia for up to one year on an unexpired foreign license. Please note that in the case of a driver license issued by the driver’s licensing authority of a foreign country, a law officer may consult such person’s passport or visa to verify the validity of such license, if available.

引用:https://dds.georgia.gov/drivers-other-nations

要約すると「非居住者であれば、外国当局の発行した期限切れでない免許証があれば1年を上限に運転できる」とあり、国際免許証(International Driver Permits:IDP)の携帯については何も書かれていません。

カリフォルニア州ではIDPは必要ない、と言い切っていますからそこは大きく違いますね。

その下に「警察官(=law officer)が運転免許証の有効性について、本人のパスポートまたはビザを調べる場合があります」と書いてあるので、ジョージア州ではレンタカー会社の翻訳文書よりも外国当局が発行した国際免許証のほうを重んじているのかもしれません。(推測です)

いずれにせよレンタカー会社が言ってるので、ジョージア州で運転する場合、またはジョージア州を通過する場合には国際免許証を携帯するようにしましょう。

ちなみに他州ではDMV(Depertment of Motor Vehicle)と呼んでいるのが、ジョージア州だけはDDS(Depertment of Driver Services)と呼ばれています。

こっちのサイトは一見、ジョージア州のオフィシャルDMVサイトに見えますが、個人が運営しているプライベートサイトなので注意。

アメリカでドライブする際のまとめ

・グアム、サイパン、ハワイ州では日本の免許証があればOK
・他の州に行く場合は、レンタカー会社の翻訳サービスを使うと国際免許証が不要
・ジョージア州を運転する場合は、日本の免許証+国際免許証が必要

僕は以前まではアメリカでレンタカーをつかうときでも国際免許証を作っていましたが、行き先が西海岸であればハーツの翻訳サービスで翻訳文書を作って済ませるケースが多いです。

レンタカーでアメリカ大陸を横断するぞ!という人やジョージア州を通過しそうな人は国際免許証を取得しておきましょう。

あと意外と無頓着なのが、旅行中に運転免許の有効期限が切れてしまうケースです。

日本では海外旅行中のうっかり失効は、失効後6ヶ月以内であれば手続きだけで回復できますが、海外旅行中に免許が失効すると現地では無免許扱いになりますので注意しましょう

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