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寒いときでもオシャレなジャケットで乗りたいよね!ダサくない防寒ジャケットの選び方

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関東に出てきて何が一番良かったかと言えば冬でも雪が無いこと。真冬でもバイクに乗れるは雪国(のバイク乗り)の人からするととっても羨ましいことなんですよ。

実家にいたときは12月~3月は雪で乗れなかったので、実に1年の1/3はバイクに乗れませんでした。

ホント、軽自動車税と自賠責と任意保険の軽減プランみたいなのを作って欲しいぐらいです。

ちなみにニュージーランドは、乗らないときはRego(日本でいう自動車税)を停めることができるんです。3ヶ月~12ヶ月乗らないときはRegoをホールドするとその分自動車税を返金してもらえます。実に合理的。

日本もぜひ見習って欲しい仕組みだと思います….ってそんな話ではなくって防寒具の話でした。

関東は雪が降らないのはいいのですが、それでも冬は寒いです。

今回はバイクの防寒ジャケットの考え方について解説したいと思います。

性能と見た目、どっちを取る?

バイク用の防寒着って大体イケてないですよね。機能じゃなくて見た目ですよ。

「バイクは車からの視認性が大事だからダサくても目立つほうが重要だ」って意見もわからなくもありませんが、でもせっかく乗るならオシャレな格好で乗りたいですよね。

でもバイクで通勤しているとかバイクで配達業務している人などは、他人にどう見られるかよりも機能性のほうを優先したい人も少なくないでしょう。

つまり用途とオシャレ欲求とコストのバランスで防寒着のコーディネートは変わってきます。

それぞれのケースについて解説していきます。

見た目はともかく、低コストで防寒性能重視

オシャレじゃなくても全然構わない、低コストでしっかりとした防寒性を重視したいという人には、最近話題のワークマンのイージスシリーズがオススメです。

ワークマンと言えば作業服で有名な会社ですが、作業着で培ったノウハウを投入して最近ではアウトドア用やバイク用のウェアもリリースしています。

このワークマンが作ったバイク用ジャケット「イージスシリーズ」の何がスゴイのかと言うと、低価格でありながら透湿・防水機能を持っているんです。

もちろんゴアテックスなどの高級透湿素材は使っていませんが、それでも防水・透湿を謳っていながら上下セットで6,800円という圧倒的な低価格

普通は透湿素材を使っているだけでジャケット一着1万円は下らないものですが、それが上下セットでこの値段ですからね。

コストパフォーマンスに優れるこのイージスシリーズは案の定大人気で、11月に発売開始にもかかわらず12月中旬の時点で完売となっています。

メーカーのオンラインサイトでは2016年モデル(防水だけど透湿じゃない)を引っ張り出して売っているぐらいの大人気商品となっています。

正直、オシャレ感は全く無いので見た目やセンスを気にする人にはどうかと思いますが、コストパフォーマンスを求める人には最適の防寒ジャケットではないでしょうか。

僕も釣り用の防寒着と兼用できるなら6,800円だし買ってみようかなと思っていましたが、こんなに早く売切れるとは思いませんでした。

低コストでも見た目と防寒性能をバランス良く

「いやー、そうは言ってもあまりバイク用品っぽいのはイヤ」という人は、ファストファッション系のジャケットを組み合わせて防寒するといいです。

たとえばユニクロであれば、このウルトラライトダウンジャケット(5,990円)

の上に、ブロックテックパーカ(5,990円)

を羽織れば、12,000円で上半身の防寒が可能です。

ユニクロのブロックテックパーカーは防水・透湿で、登山やトレッキングユーザーも見据えた商品だと思いますが、インナーにダウンジャケットを持ってきて空気層を作ってあげれば、バイクでも十分に使える防寒着になります。

ベースにヒートテックのアンダーシャツを着れば尚いいですね。

イージスのような切り替しのデザインが好きじゃない人には、こういったベーシックなデザインのほうがコーディネートしやすいと思います。

ベーシックデザインとは言っても、最近のユニクロは胴回りや袖周りのシルエットは悪くありませんし、街着としても使いまわせるのは嬉しいですね。(さすがにイージスを街着に使うのは辛い)

高くてもいいのでオシャレな防寒着が欲しい

高くでも構わないのであれば、登山系ブランドがオススメです。

レイヤー構成は上のユニクロジャケットを使ったものと同じく、インナーにダウンジャケット、アウターシェルとしてゴアテックスの防水・透湿ジャケットを持ってくるパターンです。

登山用のダウンジャケットは冬山での活動を想定しているので、800フィルパワー以上のダウンジャケットであればバイクでも全く寒くありません。

さらにその上にアウターシェルとしてハードシェルを持ってくれば、冷たい風をシャットアウトしてくれます。

価格はピンキリですが、ダウンジャケットが2~3万円、アウターシェルが3~5万円ぐらいですね。

国産メーカーのモンベルなどは比較的リーズナブルですが、海外ブランドのマムートなどはハードシェルが5万円以上、アークテリクスなどは10万以上するものもあります。

下半身はアンダータイツかオーバーパンツ

僕は日中の気温が10℃前後であれば、ジーンズの下にアンダータイツ(パッチですね)で凌ぎます。ヒートテックのアンダータイツあたりで十分です。

それより温度が低いときは、チャップスタイプのオーバーパンツを使っています。ラフ&ロードのイージーラップパンツ。

これはパンツの上から巻きつけて、モモの裏とふくらはぎのところでベルクロで止める感じのオーバーパンツですね。

チャップスのようにお尻の部分は抜いてあるので、オーバーパンツのように嵩張りません。

僕は個人的にオーバーパンツは出先で履き脱ぎがし辛いのであまり好きじゃないんですね。でも寒さには勝てないので、好みと機能で妥協したのがイージーラップパンツです。

そうは言ってもブーツ履いたままの着脱がかなり楽なので重宝しています。

真冬のレザージャケットはなぜダメなのか?

レザージャケットって防風性は優れているのですが、革自体が冷えるんですよね。

風を通さない代わりに革そのものが冷たくなるので、その冷えた革によって体が冷やされてしまうのです。

「インナーダウンを着て空気の層を作ればいいのでは?」と思うかもしれませんが、仮にインナーダウンを着て空気層を作ったとしても、せっかくの保温層が冷えた革で冷やされてしまうんですね。

冬でも日中の気温が10℃を超える日とか、半径50km以内のプチツーリング程度であればレザージャケット+インナーダウンでも大丈夫ですが、それより気温が低いと革は厳しいです。

防寒の基本はダウンジャケット+アウターシェル

ワークマンのイージスシリーズのように、アウターシェル+化繊綿の一体構造であればジャケット単体でもいいですが、防寒の基本はダウンジャケットで保温する空気の層を作り、アウターシェルで防風するのがもっとも効果的です。

考え方は、アウターシェルと体の間にどれだけ空気の層を作るか、ということ。

あとは手首から入ってくる風を防ぐために袖口を覆うウィンターグローブを使うとか、首元から入る風を防ぐためにネックウォーマーを使うなどで外気が入るルートを遮断します。

この点、イージスは袖口がリブ構造になっておりジャケットの構造で防風できるようになっており、バイクのことをよーく考えて作られているジャケットだと思います。

でも、しっかり防寒しても出先で屋内に入ると暑すぎたりすることありませんか?

ダウンジャケット+アウターシェルの利点は、出先で気温があがって暑くなれば、ダウンジャケットはスタッフバッグに入れると小さくなるし、逆にアウターシェルを脱いてもOKという汎用性に優れるところでしょう。

ユニクロのシームレスダウンだったら1枚でもOK

今季リリースされたユニクロの「シームレスダウン」の評判が良くて、バイク通勤している人にも注目されているみたいです。

ダウンジャケットって縫い目から冷気が結構入ってくるんですよね。だからアウターシェルで防風するわけですが、この縫い目が無くなるとダウンジャケット単体で防風・防寒できるようになります。最近のユニクロは蒸着技術がスゴい。

ダウンがしっかり詰まっってる上に防風、撥水加工なので、これ一着で冬のバイクOKでは?と思っていたら、早速ロケットニュース24で検証していました。

【検証】ユニクロの『シームレスダウン』が暖かすぎるので、下は「半袖Tシャツだけ」でも真冬のバイク通勤に耐えられるのか試してみた結果
テレビでCMを見たその瞬間から「これは絶対にヤバイ」と思っていた。ユニクロが放った “縫い目ゼロ” の次世代ダウン『シームレスダウン』のことである。なにせ防風、撥水 …

なんと、外気温5℃の夜中でもTシャツ+シームレスダウンで全く問題無しとのこと。

走行時間20分なので通勤での使用と思われますが、普通は防寒が足りないときって走り出して10分もしない内に冷えがくるんですよね。

それが20分走っても「笑っちゃうぐらい余裕」なので1時間程度は全然問題無さそうです。ダウンの下がTシャツでコレですよ。

Youtubeでもこのシームレスダウンの防寒性がいろいろとレポートされています。

バイク専用の微妙なデザインのウインタージャケットを買うぐらいなら、12,800円のシームレスダウンのほうがイケてると思います。

まとめ

・見た目気にせずリーズナブルに、であればワークマンのイージスシリーズ
・見た目気にするけどなるべくコストを抑えたい、であればユニクロのアウター
・お金気にせず見た目をオシャレに、であればアウトドアブランド

僕はアウターシェルだけはアウトドアブランドのゴアテックス製品を持っているので、インナーのダウンジャケットを用途に応じて変えています。

近場を走るときはアウターシェル+ユニクロのマイクロダウン、ちょっと遠出するときはアウターシェル+厚めのダウンジャケットにしています。(あまりに寒いときはバイクで出かけませんが…)

バイク専用品ってバイク以外で使えないところが購入に二の足を踏んでしまうのですが、市販品のジャケットをバイクの防寒着として使えると街着でも使えるので非常にコスパが高くなります。

追記:ユニクロのシームレスダウンジャケットを購入してみました

歳末祭で12,800円→9,900円に値下げされていたので購入してみました。

ユニクロのシームレスダウンジャケットは冬のバイクに最適なウインタージャケットだと思う
以前、バイクの防寒(ウインタージャケット)について書きましたが、その中で少し紹介したユニクロのシームレスダウンを入手したので、今回改めてレポートしたいと思います。 2020年版はこちら シームレスダウンジャケットのいいところ 襟立ちがカッコ...

街着だと十分すぎるぐらい暖かくて電車の中だとむしろ暑いぐらい。

随所にバイク向きなギミックが入っているのでオススメです。

ユニクロのシームレスダウンは年々細部が進化している割には値段が変わらないので、バイク用のウィンタージャケットとしてオススメです。

 

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