バイクのメンテナンス費用は計画的にしないとお金が無駄に飛んでいくよ、って話

先日、ZRX1200Rを車検に出したんですが、思わぬ出費にモヤっとしてしまったので、同じ轍を踏まないよう備忘録代わりに書き記しておきます。

車検までの経緯

僕のZRX1200Rは2003年式で今年で14年目、7回目の車検になります。

前回までは馴染みのバイク屋さんで修理・点検・車検をお願いしていたんですが、店主が引退なさって先日お店を閉めちゃったんですね。

でどうしようかと思ってたんですけど、ウチの近所にあるバイク用品店で車検もやっていたので、今回はそこでお願いすることにしたんです。

車検整備に22,400円、それにブレーキフルード交換とクーラント交換を勧められたのでそれも追加。勧められなきゃ交換しませんでしたが、言われてみればクーラントは3年ぐらい交換してなかったので車検と一緒に交換することにしました。

「車検整備中になにかありましたらお客様のお電話に連絡させていただきますんで~」とのことで、バイクを預けて帰宅。

車検完了

それから4日後に車検が終わったとの連絡があったので、その週末に車両引き取りに行くことに。

特に連絡がなかったので整備中の問題は無かったんだな~と思っていました。

で、週末にお店に行って費用の支払いを済ませ、車両引き取り時に整備・点検内容の説明を受けたときに

「プラグにオイルが滲んでいたので、ガスケットが傷んでいるのかもしれません」

との説明が。

カワサキ水冷エンジンの宿命というか欠点というか、プラグホールガスケットが経年劣化するとそこからオイルが滲んでプラグにいっちゃうんですね。そうなるとプラグがオイルで濡れて火が飛ばなくなるんです。

というか、プラグ交換時にオイルが滲んでいたのがわかったのなら、その時点で連絡して欲しかったんだけど…orz。

だって「プラグにオイルが滲んでいたので、ガスケットが傷んでいるのかもしれません」って事後報告もらったところで客はどうにもできませんからね。ガスケット交換する以外に解決方法は無いわけで。

しかもZRX1200Rはタンク下ろしてラジエターホースを外さないとヘッドカバーを外せないので、車検整備と一緒にやったクーラント交換が無駄になるわけです。

ヘッドカバーを外すにはラジエターホースを外さなければならず、ラジエターホースを外すということはクーラント液を抜かなければなりません。こないだ交換したクーラントはなんだったの?

「車検整備中に何かありましたらお客様のお電話に連絡させていただきますんで~」って、プラグを交換したときのオイル滲みは「何かありましたら」じゃないの?と思ったわけです。

それを指摘したら「えっ?えぇ…まぁ、そうですね…」って、そりゃ言葉に詰まりますよね。

着脱工賃を共用化して整備費用を安くあげるには、整備の知識が必要

車齢が若い内はそれほど問題にならなくても、年数が経っていくと整備に金がかかるようになってきます。

単にお金があるときに思いつきで整備したり、故障した部位だけ交換するよりも、工賃が共用となる部分についてはついでに交換したほうがトータルの費用が安く上がります。

例えば今回のケースのように、タンクを外すのであれば

・プラグ交換
・クーラント交換
・ラジエターキャップ交換
・プラグホールガスケット交換
・ヘッドカバーガスケット交換

といった作業が可能です。

ZRXの場合、ヘッドカバーを開けるにはラジエターホースを外さなければならないので、必然的ににクーラント交換になりますが、クーラントを交換するならついでにラジエターキャップも交換したほうが手間が省けます。

これらの作業にはすべて「タンク脱着」という作業が入りますが、交換サイクルが合えば一緒にやってしまったほうが工賃を共用化できるのでお得です。

タイヤ交換するときも、単にタイヤだけ交換するのではなく、交換サイクルが合えば

・リアのハブダンパー
・リアスプロケット

も一緒に交換すればアクスル脱着にかかる工賃は共用化できます。

ただ、こういうことは整備の知識が無いとわからないですよね。

信頼がおけるバイク屋さんであれば、その作業をするときに一緒に交換したほうがいい部品や整備を提案してくれますし、作業途中に要交換な部品が出てきたらその都度連絡してくれると思います。

僕がお付き合いしていたバイク屋さんはまさにそんな感じでした。

やって欲しい作業を伝えると「それをやるんだったら、ついでに○○も交換したほうがいいと思うよ」とか「だったら○○に替えるんじゃなくて、××を使ったほうが安く上がるよ」といったアドバイスや提案があるので、そのやりとり自体が勉強になるんですね。

バイク用品店の整備は比較的安価ですが、一方ではメカニックの顔が見えづらいので、お願いした作業以上のことはやってもらえないところがデメリットです。

結局、プラグホールガスケットとヘッドカバーガスケットを注文して、自分でタンク下ろしてクーラント液抜いてラジエターホース外してヘッドカバー外して交換しました。

お金払って手間と時間を買ったつもりだったのが、結局自分でここまでやるハメになっちゃって、だったら自分でユーザー車検やればよかったと後悔しきり。

まとめ

今回の車検での件は、僕がプラグホールガスケットに意識があれば一緒に作業を依頼できたので、お店側だけを責めるつもりはありませんが、プラグホールへのオイル滲みがわかった時点で連絡して欲しかったなぁというモヤモヤ感は今でも残ります。

バイクは車と違って販売台数が少ないせいか、整備性がイマイチ考えられていない感じがするんですよね。

ホンダのスーパーカブなどの実用車は稼働を重視していますので整備性が非常にいいですが、中型~大型車になると趣味性が強くなるので、整備性よりもデザイン性のほうが優先されています。

販売数が車ほど多くないので、ユーザーや整備現場の声がメーカーに届きにくいのもあるかもしれません。

バイクを買うときはデザインが好きで買う人がほとんどで、整備性まで検討して購入する人はごく僅かではないでしょうか。

DIYで自分でやるよ、という人はいいですが、そうでない人は信頼のおけるバイク屋さんを見つけるようにしないと、後々整備や車検でお金がどんどん飛んでいくので注意しましょうね、って話でした。

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