これからはタイヤはネットで買う時代?タイヤ交換を安く済ませる方法とは?

タイヤはカー用品やタイヤ専門店で買うのが一般的ですが、最近はネット販売でもかなり安いタイヤを多く見かけるようになりました。

「ネットでタイヤ?売れ残りや海外製品だから安いんじゃないの??」と思うなかれ。今やタイヤはネットで簡単に買えるようになり、タイヤ取付店もネットから簡単に探せる時代です。

今回は、タイヤをネット通販で購入する場合のメリット、デメリットを解説したいと思います。

タイヤ通販のメリット

タイヤそのものが安い

通販専業のタイヤショップもあれば、店舗販売とネット販売を並行しているお店もありますが、いずれにせよ大量仕入れで仕入れコストを下げて、市価よりも2~3割安いのが特徴です。

ただ、新商品や人気商品に関してはネット通販でもそれほど安くないので、流通量の多い定番タイヤが狙い目です。

ただし、タイヤの価格は安くても、この後で説明する「送料」と別途「タイヤ交換費用」「着脱費用」「バルブ交換費用」「廃タイヤ処分料」が別にかかります。

一般的にカー用品店でのタイヤ店頭価格はお店で交換することが前提の価格になっていますので、交換にかかる工賃を低く抑えてタイヤで利益を出すような価格設定になっています。
そのため、カー用品店の店頭価格よりも安くなければ、ネット通販で購入する意味が薄くなる点に注意してください。

送料も安い

ネット通販のタイヤ送料は大体「1本××××円」という送料設定が多いです。

タイヤなどの重量物を個人で送ろうとすると結構な送料がかかりますが、ネット通販のタイヤショップは運送会社と提携しているところがほとんどなので、個人利用に比べて大幅に安い送料が設定されています。

しかし、ネット通販では4本セットで購入すると送料無料となる場合がほとんどなので、バラで購入しないのであれば、送料は実質無料です。

自宅近くの取付店を探せる&直送可能

ネット通販のタイヤの最大のネックは「交換作業をしてもらう取付店を見つけなければならない」ことでしょう。

自宅にタイヤチェンジャーを持っている人はそういませんし、タイヤレバーを駆使してチューブレスタイヤを交換するのは現実的ではありません。(しかも4本も)

以前は持ち込みタイヤの交換はあまりいい顔されませんでしたが、最近ではネット通販のタイヤショップが拡販に力を入れているため、タイヤ交換の協力工場が増えてきました。

ネットで購入したタイヤは、自宅近所の取付店に直送してもらうと、自分でタイヤを受け取る必要が無くタイヤ交換してもらえます。

事前に取付店に連絡確認・予約した上で直送手続きをする必要があります。

ウチの近所にも、以前はタイヤ専門店をやっていたショップ兼工場が、最近は「持ち込みタイヤ専門」に業態を替えて営業しているところがあります。

小規模資本のショップだと在庫を抱えて営業するよりも、持ち込み専門にして客回転を増やしたほうが工場の稼働が上がる上に不良在庫のリスクを下げられますから、ネット通販と相性がいいのでしょう。

タイヤ通販のデメリット

タイヤサイズを自分で指定して注文しなければならない

カー用品店やタイヤ量販店であれば、タイヤサイズがわからなくてもお店のスタッフに車種を言えば最適なサイズを提案してくれますが、ネット通販で購入する場合は、タイヤサイズを自分で調べた上で注文しなければなりません。

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車にあまり詳しくない人だと「タイヤサイズ?インチ?扁平率?何それ?」と思うでしょう。

でも安心してください。

車に詳しくない人でも安心して購入できるようにほとんどのネットショップではサポートの電話窓口を用意しており、車種、年式を告げれば、最適なタイヤサイズを教えてくれます。

粗悪品を掴まされる不安

昔は盗品などをネットで売りさばく悪質な業者も見られましたが、今はタイヤ通販業者の多くはAmazonや楽天、Yahooショッピングなどの大手ネットモールに出店しており、信頼度は大きく上がりました。

大手ネットショッピングモールでアコギな商売をしていたら、ショップレビューが荒れてまともな商売が出来ないでしょうし、仮にショップ側がクレームに対して真摯に対応してくれない場合でも、Amazon、楽天、Yahooの各ショッピングサイトではショップに代わって返品保証をしてくれますから、直販サイトに比べると安心感が高いです。

取付工賃、バルブ交換費、廃タイヤ処分料が別途必要

当然ですが、タイヤ交換を依頼する取付店はタイヤ販売で利益を出せないので、工賃で利益を出すしかありません。

そのため工賃はカー用品店やタイヤ量販店に比べて高めなのが一般的です。

しかし、最近の持ち込みタイヤ専門店だと、カー用品店と同等かもしくはそれよりも安い工賃で交換してくれるお店も少なくありません。

一般的なカー用品店と持ち込みタイヤ専門店の工賃を比較してみます。

カー用品店 持込みタイヤ専門
タイヤ組替え 1,000円/本~(バランス調整込み) 1,500円/本~(バランス調整込み)
車両からの脱着 (交換費に含む) 1,000円/4本
タイヤバルブ交換 250円/本~ 250円/本~
廃タイヤ処分料 250円/本~ 250円/本~
合計(4本交換の場合) 約6,000円 9,000円

一般的な14~15インチのタイヤ4本を交換したときの工賃比較です。

やはりカー用品店の工賃のほうが安いですが、実は持ち込みタイヤ専門店でもインターネット割引で-1,000円、平日交換作業でさらに-1,000円などの割引があったりします。そうなると9,000円→7,000円となり、カー用品店の工賃とさほど変わらなくなります。

こうしてみると、タイヤを通販で買うデメリットってほとんど無いですね。

カー用品店、タイヤ量販店の店頭で購入するメリット

ではカー用品店やタイヤ量販店の店頭販売はダメかというとそうではありません。

実は新製品が出たタイミングは、旧製品の在庫を一掃したいがためにかなり安く販売するケースがあります。

こういった商品はチラシやネット広告にも出てこないので、店頭に足を運んで店員さんと話をしないと出てきません。

以前、カー用品店にタイヤを探しに行ったとき「185/65R14で一番安い国産タイヤはどれですか?」と聞くと、最初はそのカー用品店のPB(プライベートブランド)タイヤを紹介されました。

そのPBタイヤは国内メーカーのOEM品であることは知っていましたが、工賃込みで35,000円だったのでちょっと考えていたところ、

「DUNLOPのエナセーブ202だったら工賃込みで32,000円でどうですか?もし今日決めていただけるなら30,000円(4本、税込)でやります!」

とのことだったので、その場で即決しました。

お店としては、新製品のエナセーブ203が発売されたので旧タイプを処分したいのと、9月(上期決算)というタイミングもあっての特価だったのです。

ネットでもこの価格を下回るにはアジアンタイヤしか選択肢がありません。

ただこういうのは本当にタイミングなので、確実に安くタイヤ交換したければ、ネットで安いタイヤを見つけ自宅近くで工賃の安い取付店を見つけるのが一番です。

ネットで買えるタイヤショップ

AUTOWAY

国内最大級のネットタイヤショップで、実店舗が九州にあるショップです。

輸入タイヤに強く、アジアンタイヤのラインナップがめちゃくちゃ豊富です。

価格を最優先に考える人ならこちらのタイヤはかなり魅力的だと思います。

輸入タイヤ直販店 AUTOWAY

タイヤの送料は全国一律1,000円/本ですが、ホイールセットは送料無料のものも多いです。

AUTOWAYはタイヤピットという全国のタイヤ取付店と連携しており、自宅近くのタイヤピット加盟店を探すことができますし、そのお店に直送することも可能。

タイヤピット加盟店の基本作業工賃が全国共通なのがわかりやすいですね。

タイヤ1番

楽天市場、Yahoo!ショッピングに出店しているタイヤショップで、実店舗が山形県酒田市にある会社です。

こちらは国産タイヤを中心としたラインナップですが、雪国だけあってスタッドレスタイヤの品揃えが非常に豊富です。

タイヤ・ホイール専門店 タイヤ1番

こちらのショップも全国の取付協力店を紹介していますので、自宅近くの取付協力店に購入したタイヤを直送することが可能です。ただし取付協力店を紹介しているだけですので、別途取付店の作業工賃の確認などは依頼者が行う必要があります。

送料は居住地によって異なりますが、こちらのショップは4本セットだとほとんど商品が送料無料なんですよね。なのであまり送料のこと考えなくてもいいのがうれしいです。

Amazon

実はアマゾンは以前からタイヤも結構売っていたんですが、最近はオートバックスや全国のガソリンスタンド(宇佐美、出光、ESSO、Mobile)、ロータスクラブと提携しており、自宅近くの取付協力店でタイヤ交換することが可能になりました。

Amazon カータイヤ・ホイール

しかも交換にかかる費用はサービスチケットを購入すればいいので、すべてアマゾンで決済できてしまいます。

取付店で再度支払う必要がなくワンストップで決済できるのは便利です。

まとめ

以前からタイヤはネットでも市価よりも安く売られていましたが、取付店を自分で探さなければならないのがネックでした。

ガソリンスタンドや町の整備工場にタイヤチェンジャーがあるのは知っていても、タイヤ持ち込みは交換作業の手間賃しか取れないので嫌がれるところが多かったですし、また一旦タイヤを受け取ってそれを車に積んで持ち込む、といった手間もネット販売で購入することに二の足を踏ませるものでした。

しかし最近ではネットで購入して近所の協力店に直送するという流れが定着しつつあり、むしろ「持ち込みウェルカム」なお店が増えたことに隔世の感がありますね。

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