年に数回しか雪が降らない地域はスタッドレスタイヤよりオールシーズンタイヤが便利だよ!

先日の首都圏の大雪では、前日から雪の予報が出ていたにもかかわらず、滑り止め無しで走行していた車が道路を塞いだり、スリップ事故を起こしたりしていたことがTVやSNSで批判されていましたね。

そうは言っても、年に数回しか無い降雪のためにスタッドレスタイヤを購入するのは少し躊躇しますよね。家計に与える負担も少なくありませんから。

それにスタッドレスタイヤを保管するスペースが無かったり、そもそもタイヤ交換自体が苦手な人も中にはいるでしょう。

実はそんな方にピッタリの「オールシーズンタイヤ」というものがあります。

履きっぱなしOK?オールシーズンタイヤとは

スタッドレスタイヤはスパイクタイヤと違って乾いた路面でも道路を削らないので粉塵を出さないところがメリットですが、一方で雪道や凍結路でのグリップ性能を発揮させるためにタイヤ自体が柔らかいという特性があります。

スタッドレスはトレッド面が柔らかいので、サマータイヤと比べると減りやすいというデメリットがあります。

しかし、サマータイヤ並の耐摩耗性を持ちながら雪道でもしっかりグリップするという、いいとこ取りのタイヤが「オールシーズンタイヤ」と呼ばれるタイヤなんです。

グッドイヤーのベクター4シーズンズやファルケンのユーロウインターHS449が有名ですね。

一般的にアメリカやヨーロッパではスタッドレスタイヤよりもこのオールシーズンタイヤのほうが普及しています。

日本は世界でも有数の豪雪地帯なので、雪国ではオールシーズンタイヤよりもスタッドレスタイヤのほうが使い勝手がいいんですね。

オールシーズンタイヤのメリット・デメリット

このオールシーズンタイヤは「欧州ウインタータイヤ」と呼ばれるもので、スタッドレスタイヤが日本で進化してきたように、オールシーズンタイヤは欧州で進化してきたタイヤなんです。

欧州の冬は山岳地帯を除くと日本のようにドカっと雪が振りません。

人口10万人以上の都市で降雪量を比べると、世界のベスト3は日本の地方都市です。

スタッドレスタイヤ、国産/海外メーカーの違いや選び方について
スタッドレスタイヤ、国産/海外メーカーの違いや選び方について
カー用品店やタイヤ販売店に行くといろんな種類のスタッドレスタイヤがあって、初めてスタッドレスを購入するときは選ぶのが難しく感じるので...

欧州は日本よりも寒い地域が多いですが、降雪量はそれほど多くなく除雪体制も比較的しっかりしているため、耐摩耗性を犠牲にしてグリップ性能を高めたスタッドレスタイヤよりも、凍結路の性能を多少犠牲にしてでも耐摩耗性を向上させたオールシーズンタイヤのほうが欧州でのニーズにマッチしている、といった背景があります。

メリット

オールシーズンタイヤのメリットは、圧雪路においてはスタッドレスタイヤと遜色のないグリップ性能を発揮することです。

個人的にはオールシーズンタイヤってスタッドレスより一段性能が落ちると思っていたんですね。なんとなく。でも実際のところ、圧雪路のグリップ力にはそれほど差がありません。

そのため高速道路の「チェーン規制」も、スタッドレスタイヤと同様にチェーン装着無しに通行することが可能です。

また、雪がない時期でもサマータイヤ並の耐摩耗性があるので、1年中履きっぱなしでも問題ありません

毎年冬にタイヤ交換するのがおっくうな人には便利この上ないタイヤではないでしょうか。

デメリット

「だったらみんなスタッドレスタイヤなんか買わずにオールシーズンタイヤを買うのでは?」と思うかもしれませんが、オールシーズンタイヤのデメリットは、凍結路でのグリップ性能がスタッドレスタイヤに劣る点です。

スタッドレスタイヤは柔らかいコンパウンド(ゴム)と細かい排水トレッド(溝)で凍結路でのグリップ性能を発揮させていますが、一方でコンパウンドが柔らかいために耐摩耗性に劣ります。

一方オールシーズンタイヤはスタッドスタイヤのような細かい排水トレッドを持たない代わりに耐摩耗性を向上させています。

そのため、凍結が多い地域での使用はオススメできません。

オールシーズンタイヤが向いている人

このオールシーズンタイヤは、年に数度しか降雪が無い地域や、降ってもすぐに溶けてしまうような地域での使用に向いています。

・降っても年に数回の地域に住んでいる
・日常的に通勤・配達などで車を使っている
・家族の送迎、通院に日常的に車を使う

といった人で、タイヤ交換などを自分で出来ない人は、最初からオールシーズンタイヤを装着しておけば降雪時に慌ててスタッドレスタイヤに交換しなくても済みますね。

ネットで買って近所で取り付け

カー用品店で買ってもいいのですが、最近ではタイヤのネット通販もかなり便利になってきました。

オールシーズンタイヤで代表的な

・グッドイヤー:ベクター4シーズンズ
・ファルケン:ユーロウインター HS449
・ピレリ:スコーピオン ヴェルデ

は以下のネットショップで入手可能です。

タイヤ1番

楽天市場、Yahoo!ショッピングに出店しているタイヤショップで、実店舗が山形県酒田市にある会社です。

こちらは国産タイヤを中心としたラインナップですが、雪国だけあってスタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤの品揃えがメチャクチャ豊富です。

タイヤ・ホイール専門店 タイヤ1番

こちらのショップも全国の取付協力店を紹介していますので、自宅近くの取付協力店に購入したタイヤを直送することが可能です。ただし取付協力店を紹介しているだけですので、別途取付店の作業工賃の確認などは依頼者が行う必要があります。

送料は居住地によって異なりますが、こちらのショップは4本セットだとほとんど商品が送料無料なんですよね。なのであまり送料のこと考えなくてもいいのがうれしいです。

Amazon

実はアマゾンは以前からタイヤも結構売っていたんですが、最近はオートバックスや全国のガソリンスタンド(宇佐美、出光、ESSO、Mobile)、ロータスクラブと提携しており、自宅近くの取付協力店でタイヤ交換することが可能になりました。

Amazon カータイヤ・ホイール

アマゾンで購入したタイヤは自宅近くの取り付け協力店に直送するので、あとは予約した日時に車で行くだけです。

しかも交換にかかる費用はサービスチケットを購入すればいいので、すべてアマゾンで決済できてしまいます。

取付店で再度支払う必要がなくワンストップで決済できるのは便利です。

まとめ

・オールシーズンタイヤは1年中履きっぱなしでOK
・圧雪路ではスタッドレスと遜色ないグリップ性能
・凍結路には弱い
・年に数回しか降雪が無い地域の人にオススメ

僕は大雪の日は車に乗らずにおとなしく徒歩+電車移動にしていますが、中には通院や送迎でどうしても毎日車を使わなければならない方もいると思います。

関東以南に居住されていて、特にウインタースポーツをされていないのであれば、オールシーズンタイヤは十分検討に値すると思います。

何と言っても履きっぱなしでもOKというのが楽でいいですね。オールシーズンタイヤにチェーンがあれば雪国への帰省も全然OKですしね。