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カーシェアリングをうまく使って家計を節約しよう!

この記事は約7分で読めます。

前の記事では、車を購入すべきかレンタルすべきかを検討するポイントについて紹介しましたが、

カーシェアリングがあれば車はいらない!?車を所有する/しないでコストを比較してみる
一家に一台車があれば便利なことは確かなのですが、中にはウチはそんなに車使わないんだけど...という家庭も少なくありません。 また子育て世代で将来進学にかかる費用や老後のために貯蓄をしたい、という人も多いのではないでしょうか。 そういうときは...

今回は、実際にカーシェアリングを使う場合のメリットについて業界最大手「タイムズ カーシェアリング」を例に解説したいと思います。

レンタカーのような手続きが一切不要なカーシェアリングは、使い慣れると手放せなくなります。

Timesカーシェアリングとは

コインパーキングを運営するタイムズ24株式会社は、契約駐車場の多くにカーシェアリング用の車を配置しており、契約会員であればネットで予約すれば15分単位で車を借りられるカーシェアリングサービスを展開しています。

レンタカーとの違いは、車両の貸し出しに面倒な手続きが一切無いこと。

レンタカーも昔と比べるとかなり手続きが簡素化されてきていますが、それでも予約した営業所に行って免許証とクレジットカードで決済しないと出発できません。前客がいなくても乗り出しまでには少なくとも10分以上はかかります。

しかしタイムズカーシェアリングは事前に会員登録するとカードキーが送られてきて、このカードキーがあればどこのタイムズ駐車場の車でも予約・出発できるのです。

シェアリングする車は駐車場によっていろいろ

タイムズカーシェアリングの車は、以前はほとんどがコンパクトカー(デミオ)でした。

でも現在は国産のほとんどのコンパクトカーを採用していますし、料金は高くなりますが”プレミアムクラス”ではLEAF(電気自動車)やAudi A1などのラインナップもあるので、用途に応じて車種を選ぶことも可能です。

4~5人で移動する場合でも駐車場によってはミニバンも使えたりするので、以前に比べると借りられる車の種類が広がっています。

15分220円から

予約時間は15分単位で、220円/15分から使えます。

ほとんどの人は1時間以上の予約で使う人がほとんどだと思いますが、1時間で880円(税込)なので料金的にはレンタカーよりやや割高です。

しかしレンタカーは15分単位での貸し出しはしていませんから、2~3時間ちょこっと使いたい人にとってはかなり便利です。料金にガソリン代も含まれてますからね。

逆に車を使う予定が以前からわかっていて、6時間以上使うのであればレンタカーを予約したほうが安く上がります

プレミアムクラスは440円/15分と料金は倍になりますが、MINIやAudiなどの欧州車や、リーフ、プリウス、CX-5などのワンランク上のクラスを借りることもできます。

ガソリンを満タンで返さなくてもよい

レンタカーだと、返却時にガソリンを満タンにするか、走行距離に応じて消費したガソリンを買い取る必要がありますが、Timesのカーシェアリングはガソリン代込みの時間料金なので返却時にガソリンを入れて返す必要がありません

出発時にガソリンがあまり入っていないときは、車に備え付けてある給油カードを使えば、ENEOS/出光/コスモ石油/エッソ・モービル・ゼネラル/キグナス/太陽石油のガソリンスタンドで給油できるようになっています。

しかもガソリンを給油すると15分、洗車すると15分それぞれ無料で延長できるので「給油すると時間のムダ」ということがありません

法人と学生は月額利用料無料、個人と家族は月額880円

法人プランと学生プランは月額利用料が無料で、個人プランと家族プランは月額利用料が880円かかります。

ただし、この月額利用料880円は利用料金に充当できるので、月に30分以上、ベーシックプランを使えば月額利用料は実質無料になります。(要はTimesカーシェアリングを1ヶ月間全く使わなかったら880円/月かかりますよ、ということ)

カーシェアリングの利用料金は、自動車税も車検も自賠責保険も任意保険もガソリン代も油脂費も全部込み込みなので、月額利用料 × 12 = 10,560円/年でカーシェアリングの権利を持つと考えれば、実際に自動車を所有するよりははるかにお得ではないでしょうか。

カーシェアリングのデメリット

これまではカーシェアリングのメリットを書きましたが、デメリットもあります。

駐車場まで近いか遠いかは運

自宅近くにタイムズ駐車場があってカーシェアリングサービスをやっていれば便利ですが、自宅近くに無ければ離れたパーキングまでいかなければなりません。

まあそれでもレンタカー屋さんに行くよりは近いと思いますので、そのあたりは運ですね。

突然タイムズ駐車場が無くなる場合がある

Timesの駐車場ビジネスは土地所有者の遊休地を使ったビジネスなので、オーナーが土地を売却したりすると突然パーキングが無くなったりします。

Timesのカーシェアリングはコインパーキングの数区画を使ってシェア用の車置き場を確保していますから、シェアリングサービスも一緒に終了してしまいます。

特に最近は自動車の保有台数が減っているために、月極駐車場の空きスペースを使ったコインパーキングの展開が増えています。

しかし月極駐車場の契約者が減り続けると、コインパーキングのスペースを増やすよりも土地を売却してしまったほうがオーナーにとっては有効活用できるので、コインパーキングも突然無くなったりするわけです。

人気過ぎて予約が取りづらいときがある

僕の住んでいる住宅地は永らくカーシェアリング不毛地帯(コインパーキング自体少ない)だったのですが、最近空き家が取り壊されてコインパーキング&カーシェアリングサービスがオープンしたんですね。

そのせいなのか、僕の住んでいるマンションでも車を手放してカーシェアリングに入会する人が増えてきています。

しかしカーシェア不毛地帯に急に出来たせいか、なかなか予約が取りづらいのだそうです。

ただこれは需要と供給が合っていないからであって、予約が取りづらくなるほどの潜在需要が確実に存在しているわけですから、用地確保さえ出来れば将来的には予約の取りづらさは改善されていくと思われます。

6時間以上使う場合はレンタカー、6時間以内の利用はカーシェアリングがお得

Timesカーシェアリングは6時間だと4,290円、レンタカーだと6時間で5,400円+ガソリン代(トヨタレンタリースでP1クラスをレンタルする場合)なので、6時間以内の利用はカーシェアリングのほうが断然お得です。

逆に6時間を越えるような場合、例えば日帰りで遠出するとか1泊2日、ないしは2泊3日で旅行するような場合はレンタカーのほうが安いです。

とは言っても、最近はカーシェアリングもレンタカーとの競争で、24時間以上借りてもレンタカーと遜色ないような料金体系になってきています。

レンタカー店が遠い、借りる手続きが面倒、といった煩わしさを感じるのであれば、カーシェアリングで48~72時間借りるのもアリだと思います。

まとめ

・車を使う頻度によっては所有しないほうが安くすむ
・6時間以内の利用であればカーシェアリングが安い
・6時間以上の利用であればレンタカーが安い
・最近はレンタカーとの料金差が少なくなってきている

通勤や送迎で毎日使うのであれば購入しかありませんが、都市部に住んでいて公共機関が発達している地域に住んでいるのであれば、思い切って車を所有せずにカーシェアリングやレンタルで対応したほうが車にかかるお金を大幅に削減することができます。

特に家族プランでは免許証の住所が同一の家族であれば、月額利用料880円~使えますから、自動車を所有するよりもコストが抑えられますね。

僕の勤務先では5年前にリースしていた営業用車両を解約してTimesのカーシェアリングに変えました。というのも商品カタログはすべてネットからダウンロードできるようになったので、営業マンが重いカタログを何冊も持ち運ぶ必要が無くなったからなんです。

カーシェアリングにすると車両リース代や駐車場代などのコストを抑えることができるのはもちろんですが、実はコスト的に一番効いたのは、今まで営業車を使わなくても行けるのに、歩くのが億劫でつい営業車を使っていた社員が、本当に必要なときにだけカーシェアリングを使うようになったことでした。

これって家庭でも言えることで、車を所有しているからつい電車で行けるところにも車で出かけていませんか?

「車で移動すること」自体が楽しい人には、車を所有することにはそれなりに意義がありますが、余計な支出を抑えたい人は一度、車を所有する目的や頻度を見直すことをオススメします。

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