オーストラリアのレンタカー事情、日本の交通ルールとの違いは?

オーストラリアでも手軽に借りることができるレンタカーですが、海外で車を運転したことがないから心配…という方も多いのではないでしょうか?

日本と同じ右ハンドル左側走行なので、オーストラリアは日本人にとって運転しやすい国です。都市部から少し離れると渋滞もなく、周りの車に悩まされることなくドライブを楽しめます。

なんたって国土は日本の20倍なのに人口は日本の1/6ですから、都市部から少し離れただけでスッカスカ広大な自然が広がっています。

今回はそんなオーストラリアのレンタカー事情についてお知らせします。

オーストラリアのレンタカーにはどんな車種がある?

オーストラリアで走行している車は日本車の割合が高く、レンタカーの車種も日本車が多いです。

大手レンタカー会社の所有するポピュラーな車種は次の通りです。

・コンパクトクラス
 -TOYOTA Yaris(ヴィッツ)
 -MITSUBISHI Mirage
 -NISSAN Micra(マーチ)

・スタンダードクラス
 -TOYOTA Corolla(オーリス)
 -TOYOTA Camry

・SUVクラス
 -NISSAN Dualis
 -MITSUBISHI Outlander
 -MITSUBISHI ASX
 -TOYOTA RAV4

日本車以外には、韓国車(Hyundai)やヨーロッパ車(volkswagen,Audi,Mercedes)の他、オーストラリアの自動車メーカー「ホールデン(Holden)」も人気があります。

ホールデンはオーストラリアの自動車メーカーですが、資本はGM(ゼネラルモーターズ)なので、雰囲気はアメ車そのものです。

慣れた車が好みの人はいつも乗っている車種と同じクラスの日本車を選ぶのがいいでしょうし、日本でいつも乗っている車と違う車種に乗りたい人は、ホールデンやヨーロッパ車などを選んでみるのもいいでしょう。

僕はいつもコンパクトカーに乗っているので、海外では多少燃費が悪くても大きめのクラスを借りて楽しみます。

広大な大地をフルサイズのホールデンでドライブするのは、日本ではなかなか味わえない気分です。

レンタル車種を選ぶポイント

オーストラリアのほとんどのドライブルートは、走行しやすいように整備されています。

しかし、アウトバック(内陸部)や4WD専用道路の通行を旅の予定に入れている場合はレンタルする車両が限られます。

基本的に未舗装区間は4WD車などのオフロード対応車でないと保険がカバーされませんので、旅のルートやアクティビティを考慮して車種選びを行いましょう。

雄大な岩山に魅了される南オーストラリア、アウトバックの旅なら、断然4WD車のほうが楽しめます。

一方、東海岸沿いのドライブや都市部でのレジャーが旅の目的なら、コンパクトクラスやスタンダードクラスで快適に旅行できます。

荷物の量や乗車人数を考慮して車種選択しましょう。
  

オーストラリアドライブの注意点

日本と同じ右ハンドル・左側通行の国とは言え、交通ルールも全て同じわけではありません。

独自の交通習慣、暗黙のルールなどがありますので注意してください。

ラウンドアバウトは右側優先

ラウンドアバウトとは信号の無いロータリー型の交差点のこと。

信号を設置せずに交差点の交通をさばけるので非常にローコストな交差点です。(土地があれば)

このラウンドアバウトに侵入するには、右側から来る車両が優先するというルールがあります。

つまり既にラウンドアバウト内で回っている車があれば、それをやり過ごしてから侵入します。

ちなみに「ラウンドアバウト(round about)」は現地発音だと「ランダバウト」「ランナバウト」になります。

警報機が鳴っていない踏切は一時停止しない

警報機が鳴っていない踏切では一時停止する必要がありません。

警報機が鳴っていないのに一時停止すると後ろから訝しがられますし、下手すると追突される恐れがあります。(現地の人は踏切で停止しないので)

歩行者が横断歩道にいたらきちんと止まる

歩行者が横断歩道にいたらきちんと停車します。基本、道路は歩行者優先です。

アメリカあたりでもそうですが、みんな横断歩道ではきちんと停まってくれます。交通マナーは日本より数段進んでいると思います。

余談ですが、日本に信号が多いのは、横断歩道に歩行者が立っていても車が停まらないマナーの悪さも一因だと思います。運転マナーがよければ規制するための設備(信号)が不要ですからね。

サンキューハザードがない

日本では合流や譲ってもらったときに謝意を示すのにハザードランプを点滅(サンキューハザード)させたりしますが、これは日本だけの暗黙のルールのため、オーストラリア含め海外では通じません。

というか、合流するようなところでは普通に譲ってくれるので、そういう文化が無いのだと思います。

日本で時折見られる「自分の前に入れたら負け」のような度量の狭い運転をする人は見たことがありません。

公共交通機関(バス)優先

バスが発車しようとしてウインカーを出しているときは、後続車はバスに道を譲らなければなりません。

日本ではルール化されておらず、なんとか流れに割り込んだバスが「サンキューハザード」を点けていますが、オーストラリアではバスは公共性が高いので、一般の交通より優先されることに理解があります。

ベビーシート、チャイルドシートは必須

7歳までの子供を乗せる場合は、チャイルドシートが必須です。

レンタカーを予約する際に一緒にオプションレンタルしておきましょう。

駐車場は大体前向き駐車

大体どこに行っても、駐車場は前向き駐車(頭から突っ込んで停める)がほとんどです。

駐車場はどこも(日本と比べて)大きめに作ってあり、斜めに車枠が引いてあるところが多いのはそのためです。

もちろん頭から入れないとダメ、というわけではありませんが、頭から入れても1台分の駐車スペースが広いので全然ラクです。

特に斜めに配置されている駐車場でバックで停めようとすると鋭角になって大変なので、素直に前向き駐車するようにしましょう。

ここに挙げた交通ルールは北米(アメリカ、カナダ)でもほぼ同じです。

まとめ

オーストラリアのレンタカーは日本車が多く、また交通ルールも日本と似ているので海外で初運転にチャレンジしやすい国でもあります。

とは言っても交通習慣の違いや暗黙のルールに尻込みしてしまうかもしれませんが、基本的にオーストラリア、ニュージーランドの人は日本と比べて運転マナーがいいです。

車線変更で入れてくれなかったり、合流でブロックされたりすることはほとんどありませんので、普通に注意して運転すればさほど心配はいりません。