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スタッドレスタイヤ装着でもチェーン携行は必要か?

この記事は約3分で読めます。

寒冷地に行くと「チェーン規制中」という表示を見ることがあります。

スタッドレスタイヤを装着していてもチェーン装着が必須なの?と疑問に思ったことは無いでしょうか?

今回はそんな疑問について解説したいと思います。

チェーン規制とは

よく見るのは高速道路などの「チェーン規制」ですね。

この場合の「チェーン規制」は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着していれば、チェーン装着していなくても通行可能です。

夏用タイヤの場合は駆動輪にチェーンを装着しないとチェーン規制区間を通行することができません

チェーン装着が必須のチェーン規制とは

まれに冬用タイヤを装着していてもチェーンを装着しないと通行できない、「チェーン装着車以外通行禁止」という規制が出る場合があります。

高速道路でこの規制が出ることはほとんどありませんが、一般道の峠越えのルートやスキー場へのアクセス路で「チェーン装着車以外通行禁止」の規制が出る場合があります。

この規制が出ているということは、勾配がキツい道路で、かつ道路状況がスタッドレスタイヤでもスリップするぐらいの降雪・凍結があるということ。

スキー場へのアクセス路であればそこを通る車はスキー客がほとんどなので、スキー場の係員がチェーン装着場に誘導することが多いですが、一般の生活路と兼用している道路ではそういったサポートがありませんので、チェーンの装着タイミングを逃さないようにしましょう。

登れなくなってからチェーン装着するのは後続車の迷惑になる上にとても危険です。

積雪・凍結時の防滑は都道府県毎に異なる

積雪時や凍結時に滑り止め(防滑)措置を講じるのはドライバーの義務になっていますが、どんな滑り止めが必須なのかは都道府県毎に異なります。

詳細については以下のリンクに詳しいです。

早めの準備で雪道・安全走行を!(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会のページへ)

上記のリンク先のページの下の方に「都道府県道路交通法施行細則又は道路交通規則における積雪、凍結時の防滑装置(PDFダウンロード)」という文書があり、都道府県毎に必要な滑り止め措置について記載されています。

この文書を読んでみるとわかりますが、表現の違いは多少あっても全体的には大きく違いがありません。

ざっくり言うと、積雪・凍結時は冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着するか、駆動輪に滑り止め措置(チェーン)を講じないと走行してはいけない、です。

チェーン規制のまとめ

・「チェーン規制中」はスタッドレスタイヤでOK
・「チェーン装着車以外通行禁止」はスタッドレスタイヤのみでは通行不可
・ウインタースポーツをする人はチェーンを必ず携行すること

雪国の人でも市街地に住んでいる人やウインタースポーツをしない人は、チェーン持っていないことが多いです。

なので「チェーンの付け方なんて教習所で教わったきり」「今まで付けたこと無い」という人は少なくありません。

雪国の市街地メインの人はスタッドレスのみでもいいですが、金属チェーン(スチールチェーン)は安いですしあまりかさばらないので、お守り代わりに積んでおくといいでしょう。

ただ、いざというとき使えないと意味が無いので、一度ぐらいは練習で装着することをオススメします。
 

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